今年度から新設されました、人事評価改善等助成金をご紹介いたします。
人事評価改善等助成金は、制度整備助成と目標達成助成で構成されています。
1、人事評価改善等助成金 制度整備助成
人事評価制度と賃金アップを含む賃金制度(以下、人事評価制度等)を新設または改定を行った場合に助成を受けることができます。
助成金額は、50万円。
2、人事評価改善等助成金 目標達成助成
制度整備助成に加え、人事評価制度等を適切に運用し、生産性の向上、賃金の2%アップ、離職率の低下に関する目標のすべてを達成した場合に助成を受けることができます。
助成金額は、80万円。
生産性の向上につきましては、生産性要件を満たす必要があります。
生産性要件を満たすためには、助成金の支給申請等を行う直近の会計年度における「生産性」が、その3年前に比べて6%以上伸びていなければなりません。
「生産性要件」について、詳しくは下記をご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137393.html
3、助成金の流れ
①人事評価制度等整備計画の作成・提出
②認定を受けた①の整備計画に基づく人事評価制度等の整備
③人事評価制度等の実施
④制度整備助成の支給申請
提出期間は、人事評価制度等に基づく賃金が最初に支払われた日の翌日から起算して2か月以内です。
⑤制度整備助成の支給 50万円
⑥目標達成助成の支給申請
提出期間は、評価時離職率算定期間(人事評価制度等に基づく賃金が最初に支払われた日の翌日から起算して12か月間)の末日から起算して2か月以内です。
⑦目標達成助成の支給 80万円